えんのき2004年冬号より
ひとりひとりのT.P.U. --大学院工学研究科 電子工学専攻 システム工学研究室 井村
市眞子
四国EVラリー2003 パイプEVデザイン部門で見事優勝!
2003年もシステム工学研究室の夏は熱かった! 2002年に続き、日本で唯一の一般公道を利用した電気自動車ラリー「四国電気自動車ラリー」に参戦したからです。今回で6回目となるこの大会は8月23、24日の2日間、お遍路みちの起点にあたる徳島県鳴門工業短期大学を中心に周辺の9つの名所を訪れるラリーコースで開催されました。私たちの「チーム・ヒラソル」は工学部・電子情報工学科・システム工学研究室(松井幹彦教授)の学生有志とベンチャー企業2社(マイウェイ技研、エービーテック)とで構成される産学連携のチームです。参戦したのは2台のEV。1台は、最高時速70kmでの走行が可能な「ヒラソル2号」でこれはブラシレスDCモータ、ドライバ、シャーシ、ボディー全てをオリジナルに制作したもの。もう1台は、人力アシストハイブリッド・パイプEV「よしず号」。こちらは最高時速が30kmのゆったりとした走りです。共にミニカーとしてのナンバーを取得して一般公道を走ることができるものです。
そして結果はパイプEV「よしず号」がデザイン部門で見事に優勝。竹・すだれ・風鈴をアレンジした和風の涼しげなデザインが高く評価されました。風鈴をチリンチリンとならしながら、「巡礼にご報謝」ではなくて「環境にご協力を!」とばかりに走り続ける姿は四国の風景にもみごとにマッチしていました。一方の完全オリジナルの意欲的なマシン「ヒラソル2号」は部品の完成が遅れ、当日の朝まで徹夜の調整が続きましたが、レース中に様々なトラブルが発生し、残念ながら賞は獲得できませんでした。熱く燃えたラリーとともに「チーム・ヒラソル」の2003年の夏は終わりました.2004年の大会は8月に高知市で開催されます。是非、ヒラソル2号の真の実力を発揮させて雪辱を果たしたいと願っています
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活躍の様子はホームページをご覧ください。
NPO団体・AREEV