| 我らが松井先生よしず号に乗っています。 いい笑顔です(笑) |
薄膜デバイス研究室の星先生はよしず号ではないパイプEVに乗っています。 こちらももいい笑顔です(笑) |
えんのき2003年春号より
研究室紹介 工学部電子情報工学科 システム工学研究室
〜パワーエレクトロニクスを追求するエコロジーな研究室〜


昨年8月に行われた四国EVラリー。鉛バッテリー式ミニカーの部に初参戦し、第4位に入賞したチーム「ひらそる」。「ひらそる(Girasol)」とはスペイン語の「ひまわり」、東京工芸大学のシンボルである。このチームはシステム工学研究室のメンバーで構成されている。もちろん今年も、今度は優勝を目指して参戦する予定だ。「この研究室では自然エネルギー利用やEVなどの具体的な電気機械エネルギー変換システムの構築を通して、ハードウェアとソフトウェアの両面からパワーエレクトロニクスの研究を行っています。具体的には太陽光発電システム。これは6号館の屋上に設置されています。また室内での実験を可能にする風力発電シミュレータシステム。視覚情報に基づく自律走行ロボット等です。小形EVシステムもそういった研究テーマの一つです。失敗を恐れずに、まず手を動かしてみる。目の前の装置で実験してみる。走りながら次のステップに向かっていくのがこの研究室の特長です」と松井教授。この研究室はチームワークが良いのも特長である。「研究室はメンバー全員の鍛錬のための道場」という松井教授のポリシーのもとメンバー全員が全力投球で研究に取り組んでいる。研究生達はシステムをモデル化し、実験とシミュレーションを繰り返す。C言語ソフトを使った自作の制御プログラムでパワーコンバータやモータの制御を行う技術を自然に身に付けていく。また、この研究室では私設研究会などを通じて他大学との交流も積極的に行っている。目を広く社会に向け、研究室から社会に情報発信して行こうという姿勢は、昨年、地元の小鮎公民館と厚木市のサイエンスカーニバルで小学生高学年を対象に行った「手作りモータ教室」や、度重なる「市民公開講座」などにも表れている。今年の夏、パワーアップしたチーム「ひらそる」のマシンは真夏の太陽エネルギーと研究室メンバーの熱いエネルギーによって力走する。
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松井幹彦 教授 (工学博士) 東京工業大学工学部助手を経て本学に。平成14年春より教授。パワーエレクトロニクス、システム制御、メカトロニクスを専門とする。電気学会、電子情報通信学会などでの積極的な活動を通して学会の発展と若い世代の技術者育成に力を注ぐ。 好きな言葉は「Act locally,think globally」および「足下を掘れ、そこに泉あり」 |
2003年3月20日(木) 午後15:30
白川英樹先生(2000年度ノーベル化学賞)システム工学研究室をご訪問
〜「白川英樹先生を囲む懇談会」でのJRCH研究施設ご見学の折に〜
白川 : 「ロボットと風力・太陽光の研究はどう関係があるのですか? 松井 : 「今の段階では直接は関係が無く別々のテーマです。しかし将来的には画像情報利用やGPS利用等の点で研究の接点を探っています。」 感想 : 論理性や関連性を大切にされる先生の研究姿勢の一端を垣間見た思いがしました。
白川 : 「今伺った電力変換というのは、具体的にはどういう事をしているのですか?」 松井 : 「太陽電池の出力する直流の起電力は日射量や温度に依存して変動しますが、これを一旦、安定した直流に変換し、その後に商用系統の交流に変換します。電力変換装置では常に太陽電池から最大の電力を取り出せるよう制御を行っています。」 白川 : 「ふーん、そういう事をしているんですか。」 感想 : わずかな間の会話でしたが、物静かながら熱心で謙虚なお人柄が伝わってきました。
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