松井教授からのメッセージ
Message from Prof.Mikihiko Matsui



松井幹彦教授
 

電機制御システム研究室のホームページへようこそ。

この研究室は、私が東京工芸大学に赴任した1992年春に「システム工学研究室」としてスタートしました。
この度、2004年4月の工学部再編に伴い、従来の電子情報工学科から分割され発足する新学科「システム電子情報学科」の研究室として、名称を新たに「電機制御システム研究室」と変更しました。これまでOB諸君に親しまれた「システム研、シス研」の愛称を引き継ぎながら研究分野である「パワーエレクトロニクス」と「モーションコントロール」を冠したものです。

さて、21世紀を迎え、ますますエネルギー・環境問題は深刻化しています。今世紀は人類の持続的な発展が可能となるか否か、まさに種の存続を掛けた重要な100年となるであろうことは、多くの客観的なデータが示すところです。この解決のためのキーテクノロジーの一つとして、パワーエレクトロニクスは今後一層その重要性が増すものと思います。特に、これからエネルギー需要が急増するであろう中国、東南アジア、インドなどにおいては、日本で培われた技術がより活かされるべきであると考えます。

一方、近年、日本に限らず米国、欧州の先進国や近くは隣の韓国においても、機械制御を含めた広い意味でのパワーエレクトロニクス教育を如何に行うべきかが問題とされており、シンポジウムやワークショップが活発に開催されています。その背景には、各国での青少年の深刻な工学離れ、理科離れがあると聞いています。またこのことは、私自身が日ごろ強く実感し懸念しているところです。パワーエレクトロニクスは、これまでエネルギー・エレクトロニクス・コントロールの境界領域として発展し、常にその時々の最新の理論や材料やデバイスを取り込みながら、システム的な実学として発展してきました。私はこのパワーエレクトロニクスの教育を通して、工学や理科の面白さ、大切さを、より多くの青少年に伝えることができると考えております。特に、モーションコントロールやメカトロニクスは、もちろんそれ自体がこれからの重要な研究分野ですが、モノが動くというのは誰が見てもわかりやすく、人間を本来的にワクワクさせる魅力があり、工学教育を行う上で重要な役割を演じることが期待できるため、工学教育の立場からも一層重要になる分野であると考えます。

以上、当研究室において、なぜ電機制御システムに関する研究をおこなっているのかについて、日頃から考えている事柄の一端をご紹介致しました。当研究室の活動に興味を持たれた方は、お気軽に連絡を頂ければ幸いです。

東京工芸大学 システム電子情報学科 教授 松井幹彦
Email : matsui@ee.t-kougei.ac.jp
Tel : 046-242-9563
〒243-0297 神奈川県厚木市飯山1583


松井幹彦 プロフィール
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